宮崎市の繁華街「若草通りアーケード」の真ん中あたりにある「ヤンググラス」という天ぷら屋さん。
この前、彼女と一緒に行って、最高の天ぷらを堪能してきましたのでご紹介します。
急に天ぷらが食べたくなって彼女を誘い即OK
なぜか急においしい天ぷらが食べたくなってしまったので、どこかに良いお店がないかとネット検索して見つけたのが、この「ヤンググラス」です。
天ぷら屋さんなのに、それらしくないお店の名前が気になったのと、お店の場所が橘通りの「若草通りアーケード」にあるのでアクセスが良好だということが理由です。
今年3月にオープンしたばかりのお店で、「揚げたて3秒」をウリにしているらしいです。そういえば、友達の誰かが話しているのを聞いたような気もします。
もう少し調べてみると、昔ながらの天ぷら屋とは違って、ちょっと変わった「創作天ぷら」を出してくれるということで、いよいよ興味が高まってきました。
一人で行くのも面白くないので、彼女を誘って行くことにしました。返事は即OKでした。
彼女とはいっても正式に付き合ってと言ったわけでもなく、なんとなくそういう風になってしまったという関係の彼女です。
ネットで調べた「ヤンググラス」の情報
彼女とは週末に行くことにしたので、予約もしておかないといけないので、少し「ヤンググラス」について調べてみました。
キャッチフレーズは「天ぷらをオシャレ&カジュアルに」ということで、若者をターゲットにしているらしいです。
確かに、店名の「ヤンググラス」とかお店のロゴとかは、天ぷら屋さんという感じはしないです。
和食の若手料理人たちが中心となって、「旨い×お洒落×親近感」をコンセプトに、カジュアルに天ぷらを楽しんでもらうために「ヤンググラス」を出店したということでした。
昔ながらの天ぷらもあるみたいですが、「創作天ぷら」があるらしいので、ぜひ頼んでみようと思いました。
例えば、「有田牛しそ巻き」「カキピー」「雲丹と海苔」「はんぺんチーズ」などなど、面白そうな名前の天ぷらがたくさんありますね。
いよいよ当日になりました、いざ「ヤンググラス」へ!
当日は、事前に彼女と待ち合わせをして、予約時間ちょうどにお店に行きました。
「ヤンググラス」の入り口はこんな感じ
お店の入り口はこんなカジュアルな感じで、天ぷら屋とは思えません。
明るい店内に大きなカウンター
店内は明るくて、やはり天ぷら屋という感じではないです。
L字型の大きなカウンターが目を引きます。何でも「銀杏の一枚板」を使ったものらしいです。
カウンターの奥の料理人さんの後ろには和風な中庭があって、良い感じです。
僕たちは個室に案内されました
僕たちは、一応個室に案内されましたが、
もし、カウンターに座っていたら、「へい!お待ち!」と
こんな感じで、揚げたて天ぷらを出してくれるのでしょうね。
お通しはプリン?
個室に入ると、すぐにお通しを持って注文を取りに来てくれました。
お通しは、この「ヤングプリン」です。「茶碗蒸し」に「からすみ大根」「まぐろ酒盗」「クリームチーズ」がのったもので、見た目はまさにプリンでした。
そして乾杯用のビールを頼みました。
「飲み放題」にするかどうか迷ったのですが、彼女と一緒だしそんなにたくさんは飲まないだろうと思って、都度注文にしました。
創作天ぷらを全種類制覇するぞ!
「琥珀ヱビス」が来たので乾杯しながら、ヤングプリンを味わいつつ、何を注文するかを彼女と相談しました。
すぐに、創作天ぷらを全種類制覇しようということで一致して、即注文しました。
そして、待っていると面白い(おいしそうな)創作天ぷらが次々に運ばれてきました。
<有田牛しそ巻き>
これは、宮崎産の有田牛をしその葉で巻いて天ぷらにしたもので、赤身と脂身のバランスが絶妙で、それにしその香りが絡んでとても美味しかったです。他では食べられない逸品ですね。これは800円でした。
<カキピー>
この名前のイメージは「柿の種」ですが、実は広島産の大粒の牡蠣を宮崎産のピーマンに詰めて天ぷらにしたもので、略すと「カキピー」ですね。ピーマンの食感と牡蠣の風味が新鮮な創作天ぷらですね。これが何と300円ですよ。
<雲丹と海苔>
これはサイコー!天ぷらにしたパリパリの海苔の上にとろとろの雲丹をのせた初めて味わう食感の天ぷらです。気に入りました、450円です。
<はんぺんチーズ>
これは、もっちりとしたはんぺんに濃厚チーズを合わせた天ぷらで、なんと250円でした。
乾杯ビールの次は、僕は焼酎、彼女はサワー
乾杯ビールのあとは、僕は焼酎の水割り、彼女はサワーにすることにしました。サワーはこのお店の名物なのだそうです。
創作天ぷらのほかに頼んだものは・・
創作天ぷらは全品制覇したので、その他には、このお店ならではの珍しいものを頼むことにしました。
<鴨の朴葉焼き>
ヤンググラスイチオシの逸品だということで注文しましたが、鴨肉のモモを自家製の田楽味噌を使った朴葉の上で焼いたものです。
「朴葉焼き」という名前は初めて聞きましたが、飛騨高山地方の郷土料理なんですね。「朴葉味噌」という呼び方もあるそうです。
<刺身の盛り合わせ>
刺身はどこでも食べられる料理ですが、ここは珍しさと新鮮さがウリだそうです。
「本まぐろ」「虎河豚」「くじら」「馬レバー」「いか」「初鰹」の6点盛りでしたが、「虎河豚」「くじら」「馬レバー」は、他ではあまりお目にかかれませんね。
〆は「鯛めし」で!
最後の〆は、炊きたて土鍋の鯛めしを頼みました。
これも驚きの550円でした。
創作天ぷらや美味しい料理に大満足の夜でした!
結構いろいろと注文してしまったので、コースを頼んだ方が良かったのかもしれないと思いましたが、次回はコースを頼もうねということで、良い夜を過ごさせていただきました。
彼女も「美味しい、美味しい」と言ってたくさん食べていたので、それを見ていて僕もうれしくなりました。
まだ若いとはいえ、天ぷらを食べすぎると胃が重くなりがちですが、この「ヤンググラス」の天ぷらは、全くそんなことはなくあっさりサクサクとしていました。
お店の人に聞いたところ、揚げ油に「米油」を使っているそうなので、油切れが良くて油っぽくならないのだそうです。
良いお店を見つけちゃいました!
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