仕事で二回目の宮崎。
取引先の方に「季節料理×お酒 結い」に案内していただき、美味しい刺身と宮崎牛を堪能してきましたので紹介します。
二回目の宮崎
取引先との打ち合わせのために宮崎に行きました。前回は先月だったのでちょうど1カ月ぶりになります。
昼一で宮崎空港について、タクシーで取引先に向かいましたが、さすがに南国宮崎というだけあってなかなかの暑さでした。
「季節料理×お酒 結い」のファースト・インプレッション
前回は打ち合わせの後に、宮崎の郷土料理の地鶏炭火焼き専門店に連れて行っていただき大満足でしたので、今回は刺身をメインにしているお店をお願いしていました。
今日も昼の部が無事に修了したので、取引先の部長さんと課長さんの案内で来たお店がこの「季節料理×お酒 結い」です。
「一番街アーケード」の中のモダンなビルの2階にあるお店ですが、ここに和食の店があるなんて知っている人でないと分かりませんね。
そのことを部長さんに話すと、「料理はおいしいし落ち着いた個室がたくさんあるので県外のお客さんを連れてくるととても喜ばれるんですよ」という話でした。
ガラス張りの入口の雰囲気は、和食の店という感じではなかったです。
でも中に入るとインテリアが明るい和モダンで統一されていて、落ち着いた雰囲気でまとめられていて好印象でした。
その日に予約していたホテルにも近いらしいので、じっくりと腰を据えて飲もうという気になりました。
まずは「プレモル」で乾杯~い!
案内されたのは掘りごたつのある個室で、暖色系の間接照明になっていて、とても落ち着いて高級感のある部屋でした。
飲み放題付きのコースをお願いして、乾杯用にはグラスの「プレミアムモルツ」を頼みました。「マスターズドリーム」もありましたが、私は「プレモル」が好みです!
しばらくすると、前菜と一緒にグラスの「プレモル」が運ばれてきましたので、改めて乾杯しました。
一仕事終えた後のビールは格別ですね。しかも今日は暑かったのでのどにしみます。
前菜は4品
前菜は、「モズク酢」「鶏のたたき」「さつま揚げ」「豆腐」でしたが、店員さんの話だと「さつま揚げ」と「豆腐」は自家製だそうです。
「鶏のたたき」を食べるのは初めてだったのですが、あっさりとした味で食べやすく美味しかったです。
宮崎って鶏の養殖場(ブロイラー)が多いそうで、そういうことから鶏料理が多いのでしょうか。
次はぷりぷりの刺身
次に出てきた料理は旬の魚のお造りです。地獲れの新鮮なぷりぷりの刺身はさすが九州ならではですね。
まぐろの刺身も確かにおいしいですが、コリコリとした食感の白身魚の刺身は魚の新鮮さが勝負です。
そういえば、お店に入ったところに生け簀がありましたから、きっとついさっきまで生きていた魚なんですね。
今回は日本酒を飲むことにした!
前回は、「地鶏炭火焼には焼酎ですよ!」と言われたので、地元焼酎の「霧島」のお湯割りを飲んだのですが、今回は日本酒にしてみました。
何を飲もうかと迷ったのですが、せっかく宮崎に来たので地元の「初御代本醸造」を頼みました。ちなみに「はつみよ」と読みます。
醸造元は、地元宮崎の雲海酒造で、そば焼酎「雲海」が有名だそうです。「霧島」は芋焼酎なので少し独特なにおいがありますが、「雲海」はにおいがなくて飲みやすいのだそうです。
「初御代」ですが、優しい良い香りがしますが、キレがあってどちらかというと辛口のすっきりした日本酒でした。
このお店には、日本酒としては、山口の「獺祭」、新潟の「越乃寒梅」「八海山」、宮城の「浦霞」、山形の「手羽桜」、石川の「天狗舞」、兵庫のスパークリング清酒の「澪」など、日本の銘酒が揃っています。
また、焼酎は、本場鹿児島の「森伊蔵」「魔王」「伊佐美」「赤兎馬」「三岳」「海」「富乃宝山」「島美人」「黒伊佐錦」、黒糖焼酎の「れんと」「朝日」、北海道のしそ焼酎「鍛高譚」が置いてあります。
ここでも地鶏の炭火焼が出た!
なんとこのお店でも地鶏の炭火焼が出てきました。この鶏は「妻地鶏」というブランド鶏だとか。
「妻」というのは、宮崎市の北の方にある「西都市」の地名だそうです。
西都市というと「西都原古墳」で有名なところですね。
宮崎牛のレアステーキ
次に出てきたのは、全く予想外の「宮崎牛」のレアステーキでした。
てっきり刺身と鶏料理がメインだと思っていたので、ステーキが出てきたのは意外でした。
牛肉本来のおいしさを味わうならレアステーキが一番だと言いますが、最初は塩を振って、その後はワサビで食べました。
ステーキ店では、お店独自のステーキソースを用意しているところもありますが、牛肉をストレートに味わいたいなら、塩かワサビですよね。
「宮崎牛」はサシがきめ細かくて甘い香りがして、とても柔らかくておいしいお肉でした。
私は知らなかったのですが、「宮崎牛」って品質や味で日本一を獲得したことがあるそうで、確かに肉本来のおいしさが楽しめる逸品でした。
さて、お次は天ぷらですね
次の料理は旬菜とお魚の天ぷらでした。
このお魚は何だろうと思っていたら「メヒカリ」だそうです。
初めて聞く名前だったのですが、目が青く光っているところからこう呼ばれているそうです。
身が柔らかくて脂が少しのっていて天ぷらには向いていますね。
旬菜は「葉しょうが」です。「葉しょうが」ってあまり食べることはないのですが、カリッとした食感があって、さわやかな辛みがします。
淡白な味の「メヒカリ」の天ぷらとの組み合わせが絶妙だなと思いました。
おっ、茶碗蒸しだ!
次は何かと待っていると「五目茶碗蒸」でした。茶碗蒸しを食べるとちょっとホッとした気持ちになるから不思議です。
新鮮なネタの握り
そろそろ、コースも終わりになってきて、握りが来ましたよ。
日向灘で獲れたお魚の握りが2貫でした。
いよいよ最後はお吸い物
お吸い物の具は「真鯛」でした。良い出汁が出ていてお腹にしみて美味しかったです。
最後はデザートで〆
いよいよ最後はデザートの「ブラウニー」、チョコレートケーキです。
「季節料理×お酒 結い」で宮崎の味を堪能
この日は、宮崎の郷土料理をメインにして、旬の鮮魚や野菜を使ってこだわりの逸品を提供してくれる「季節料理×お酒 結い」に案内してもらいました。
和食レストランですが、カルパッチョやイタリア風サラダ、アヒージョなどの単品料理もありますし、お酒もワインや洋酒も揃っています。
この日に選んだ地酒「初御代」はとても美味しくて、お酒も進みました。
ぜひ、また次の機会に行ってみたいと思えるお店でした。
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